FOCUS IZALCO MAX DISC×NEW C.I.S STEM

お客様バイク

昨年納車させて頂きました、
FOCUSのトップレンジモデル『イザルコマックス ディスク 9』。
やや茶色っぽい感じの赤、RUSTED REDと言う素敵なカラーリング。

今回はオーナー様のご要望でステム長を短くしたいとのご依頼。
そこでせっかくなので、
新しくなったNEWなC.I.Sステムにさせて頂きました。
・・・が!
待つこと9ヶ月。。。
もう入荷しないのではと内心ヒヤヒヤ。
ですがやっと、
FOCUS本国から発送があったとの連絡があり、輸入元さんが急いでしっかり検品もしてくださり、無事に問題無く入荷してくれました。

昨今のトレンドのフルインターナルフレームのIZALCO MAX DISC。
従来のリムブレーキ仕様やホース類が外装タイプのバイクと異なり、ステム交換と言う従来ではシンプルな作業が、
とっても大掛かりな作業になります↓

・ブレーキホースを外す。
・ハンドル、STIレバーを外す。
・フォークを外してコラムカット。
・新型ステムを取付け。
・ブレーキホースを新しく取付け。
・ブレーキブリーディング。
・シフト、サドル、クランク等のその他のチェック。


今回のように交換前のステムと、異なるモデルでこれまた異なる長さのモノですと、
ブレーキホース交換やフォークのコラムカットといった作業が追加で発生します。
同じステムで長さのみ異なるものであれば、コラムカットは必要ないですし、
異なるステムでもステムの長さが違うだけであれば、ブレーキホースはカットのみで良い場合がございます。

無事にブレーキホースもルーティングしまして、ブリーディングも完了。
あとは試走して、バーテープと掃除だなと思ったのですが・・・。
何か左レバーがおかしい。
ブレーキのタッチが安定しない。
キャリパー外したり、レバーチェックしたり様々な事をしてもダメ。
結局、SHIMANOさんにレバーを交換して頂きまして、
再度、ステム外して、フォーク外して、またまたブレーキホースを交換しまして終了。

そうしまして、
バーテープをオーナー様ご要望のコチラを巻いて無事に完成。















以前のC.I.Sステムはカーボン素材で、新しいC.I.Sステムはアルミ素材ですが、
今回のステム交換で、約100gの軽量化となりました。
フォルムも従来モデルよりシュッとしてスマートになりましたね。

この度はカスタムのご依頼、誠に有難うございました!

さて、
FOCUS BIKEですが、現時点では2023年モデルは納期未定となっております。
ちなみに、
グラベルモデルのATLASは、新型が本国では登場しておりますので気になりますね。
欲しい!っと感じた方はお尋ねください。

ご商談お待ちしております。