KUALIS CYCLES TITANIUM DISC ROAD

お客様バイク

日本人ビルダーによるメイドインジャパンの
カスタムハンドメイドフレームブランドの
『クオリス』。

今回は、
チタンのディスクロードで
オーダー頂きました。
オーナー様は、アルミ→カーボンとロードバイクを所有しており、
ハイエンドのカーボンフレームか
チタンフレームか、
悩みに悩んで、
チタンのKUALISとなりました。

使用目的は、レース。
希望特性は、
・多少反応が遅くても足への負担が少ない事。
・8時間程サドルの上に乗っていても飽きずに楽しめる事。
バイクのスタイルは、
・ホリゾンタルに執着しない。
・小さいサイズになるがバランスの良い見た目。
・近代的なフォルム。

このように明確なご意見をお持ちでしたので、
フレームオーダーミーティングはスムーズに行えました。

フレームは、フルカスタム仕様のチタン。
ヘッドサイズは44mm。
BB規格もT47。
リア三角はコンパクト形状で、
シートステーは、
シュッとしたストレート形状。
オーナー様のご希望通りの
レーシーでモダンな
フレームとなっております。
昨今の金属フレームは、T47規格が多くなってきております。
ネジ切りタイプの確実性と
メンテナンス性の高さ、
さらに剛性アップと良いこと尽くめ。

ペイントの方は、
オーナー様のイメージを
ペインターさんに色々アレンジして頂いて、
それを悩みに悩んで、
細部のカラーを決めて完成。
グレーメタリックとブライトオレンジのグラデーション。
グレーメタリックカラーが実に美しく高級感を
漂わせます。
メタリック調のオレンジも
明るすぎず、暗すぎず、
良い塩梅。
フォークとシートステーにデザインが入る事により、
のっぺり感が無くなり、
オリジナリティー溢れる
ペイントになりました。


コンポーネントは、
R8000のDi2ディスク仕様。
よってフレームもDi2専用となっております。
ハンドル、ステム、
シートポストは、ENVEに。
ステムは、カスタムペイントしまして、
フレームと同色に。
ホイールもENVE SES 3.4 DISC。
フロント38mm、リア42mmとオールラウンドに使える
リムハイト。
タイヤは勿論チューブレスに。
チタンフレームにチューブレスタイヤは
良い組み合わせですね。
サドルはオーナー様ご愛用のFizikのARIONE。
最新のENVEのシートポストに
Fizikカーボンレールがマッチングせずに、
『オーマイガー!』となりましたが
何とかなり一安心。
ヘッドパーツとBBは、
フレームと合わせて
CHRIS KINGのオレンジに。
バーテープは、
クッション性もありながらグリップ力も高い
ARUNDELのアレ。
このバーテープ、お勧めです。



















この様な仕様で仕上げました。
最初にオーナー様とミーティングして、
1年と2ヶ月。
ついに完成。
存在感たっぷりのオリジナリティー溢れる
レーシーなディスクロードとなりました。
この1台も実にカッコ良い!

この度は、
KUALISのオーダー頂きまして、
誠に有難うございました。


KUALIS CYCLESは、
現在納期が、1年となっております。
(ペイント含めて)
2020年度より、チタンフレームのセミカスタム仕様が誕生し、
こちらは価格も
フルカスタム仕様よりお手頃で、
納期も多少短くなります。
ご自分のスタイルが決まっており、じっくりお時間もある方は、
フルカスタム仕様を。
まだよくスタイルがわからない、価格を抑えたい方は、
セミカスタム仕様を。

ご商談お待ちしております。