Wilier Cento10 Elite R8000仕様

お客様バイク

Wilierのエアロレーシングモデル、『Cento10』を先日納車させて頂きました。

オーナー様は三代目J SOUL BROTHERSのメンバーではありませんが、
ロードバイクは3台目となりました。
アルミロード→エントリーカーボン→ハイエンドカーボンと、
違いを楽しめる乗り換えの道を歩んでこられました。

3台目ともなりますと、
ご自分の拘りや走りにあう事や、好みのデザイン、カラーリングなどなど、
選ぶポイントが沢山出てきます。
今回のオーナー様も
悩みに悩むのかと思いきや、
意外とサクッと決まりまして、
選んで頂いたのが、
WilierのエアロレーシングモデルのCento10。

Cento1 AIRよりエアロ効果を高め、
より空気の抜けを良くし、直線的なフレーム形状となっています。
カムテール断面を多く使用しており、通常のエアロロードより
シュッとしたフォルムが美しいですね。
ブレーキは
ダイレクトマウントタイプですから、
ワイドリムに25mmタイヤ装備でもしっかりとブレーキングしてくれます。
ハンドルステム一体型の『アラバルダ』は約400gと軽量。
ハンドルがズレる心配もなく、ハンドリングがスムーズに感じるこの手のハンドルは、
昨今トレンドになっております。
ライトやサイコンマウントを取り付けるのに難儀しますが、
今回は、みんな大好きREC-MOUNTSのWilier純正を使用。
スッキリとGARMINとCATEYEを取り付け出来ました。











ホイールは以前より決めていたZIPPの303 FIRECREST。
45mmハイトのカーボンクリンチャー。
2019年モデルよりリムがブラッシュアップし、
重量も前後で145g程軽量になっております。
タイヤは、旬なGRAND PRIX 5000。


サドルとバーテープは、Prologoで統一。
CPC仕様のサドルは私も愛用中ですが、
こちらのオーナー様も
気に入って頂いております。
放熱性の向上、衝撃吸収アップ、筋肉疲労の軽減、ポジショニングのズレ防止などなど、
恩恵が高いCPC仕様。
私も最初は全く見た目のスポーティー感が、受け付けませんでしたが、
今ではすっかり愛しております。

ボトルケージは、
当店がお勧めしているのにもかかわらず、
当店ではまったく人気の無いZIPPのアルミケージ。
シュっとしたフォルム、程よくしなる素材、ボトルの出し入れがし易い大口タイプなど、
4,000円程しますがお勧めなのです。
今回のオーナー様は、嬉しい事にこちらを選んで頂きました。
こういった事が本当に嬉しいですし
有難いです。
『考えます』や『ネットで調べてみます』でも、それはお客様の自由ですから
当然の事だと思うのですが、
『じゃ、コレにして』なんて、その場で言って頂けると個人店冥利につきます。
大型店と違って一個一個吟味して仕入れているので、
実は涙が出るほど、嬉しい事なのです。
(その場は涼しい顔してますが、奥歯かみしめて涙を我慢してます。)


ちょっと話が脱線しましたが、
そんなこんなで、
赤いエアロレーシングバイクが完成しました。
この仕様でペダル無しで7,4kg。
イイ感じで軽量に仕上がりました。

この度は、
Wilierのお買い上げ誠に有難うございました!


見た目に反して、
実はかなり乗り心地が良い、
Cento10 Elite。
ロングライドにも十分対応出来る素敵なモデルです。
しかしながら、Eliteの方は現在輸入元さんにある在庫で終了となり、
以後は、
高剛性のPROシリーズのみとなります。
価格的にも乗り味的にも魅力的なCento 10 Elite。
気になった方はお早めの
オーダーをお勧めします。
ご商談お待ちしております。