FOCUS CAYO ULTEGRA仕様
フォーカスのオールラウンドモデル『カヨ』のフレームセットを
先日ご成約頂きまして、
組み立てさせて頂きました。
今お乗りのバイクは、FOCUSの『CAYO AL』。
アルミフレームから
パーツ移行しての組み立て。
同じブランドのジオメトリーも
ほぼ同じですから、
ポジション等も容易にイメージ出来ました。
同じブランドの上位フレームを購入するのは、
価格の違いが、フレーム製作に及ぼす違いを体感する上でも実に
素晴らしい選択だと思います。
今回のオーナー様は、
この日のフレーム乗せ換えを見据えて
実は定期的にパーツをスペックアップしておりました。
コンポはTIAGRAから6800系に、
ハンドル、シートポストはカーボンに、
サドル、ステムはFizikに、
BBは話題のWISHBONEに、
ホイールはZONDAにと
CAYO ALはフレーム以外全て
交換しておりました。
フレームは下処理をしっかりとして、
その後パーツを洗浄してチェックし、
組み付け。
ところが一点問題が、
CAYOはBB86規格ですので、
ネジ切タイプのWISHBONEが
取り付け出来ません。
どうしたものかと思っていましたら、
TOKENから素敵なアダプターがリリースされておりました。
ネジが切っているアダプターを圧入して、
そこにWISHBONEを取付。
まだまだこのWISHBONEに
頑張ってもらいましょう。
スペーサーやトップキャップ、シートクランプ等の細部は、
こだわりを持って選んで取付。
バーテープも
ブラックのFizikでビシッと決めて
完成です。
写真の状態で重量は7.3kg。
流石はCAYO。
軽量にまとまりました。
ブラック&ホワイトで
シンプルにパキッとしたCAYO。
今回は
お買い上げ、誠に有難うございました!
ジャーマンブランドのFOCUS。
中々渋いブランドです。
マスプロブランドのようなアッと目を惹く派手さはありませんが、
しっかりとしたフレーム製作が好きです。
特にCAYOは、軽量です剛性もありながら
粘りがあると言いますか
硬さをそこまで感じませんので、
組み立てるパーツで乗り味を色々にアレンジ可能です。
アルミフレームからの乗せ換え、
2台目カーボンフレームをお探しの方に
お勧めしたいモデルです。
ご相談お待ちしております。